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このサイトについて
 このサイトは管理者であるyachigusaが、中国古典である「抱朴子」と「神農本草経」の原書を翻訳して編集し、データベース化したものです。

 ここで取り上げた「抱朴子」は、四世紀に書かれた神仙思想(仙人となるための方法)について書かれた書、いっぽう「神農本草経」は五世紀に成立した薬学のバイブルとされる書です。現代から見れば、「迷信・まじない・オカルト」という「非科学」と、自然界の動植物・鉱物を薬として用いる「薬学」という、一見相反する主題にもかかわらず、同じくらいの時期に成立しているのに注目して、当サイトを作成しました。
 まだ、迷信と科学が未分化の時代の、人々の不老長寿と富貴への願望と追求が、この二つの書物の根底にあることを感じながら、翻訳させていただきました。ただし、内容については現代には通用しないものも多く、資料、雑学として楽しんでいただけたら、と思います。
 翻訳に関しては素人でありますゆえ、できるだけ原典に忠実に、直訳を心がけておりますが、誤訳等あるかも知れません。そのときはお許しください。


このサイトのタイトル下にある言葉の意味です。(参考までに・・・)
『抱朴子曰く、神農四経に曰く、上薬は人をして身安く命延び、昇りて天神となり、
上下に遨遊し、万霊を使役し、体に羽毛を生じ、行厨をたちどころに至らしむと』

意味:抱朴子や神農四経に曰く、良い薬は人を健康長寿にさせ、天上に昇っては天神となり、天上と地上を行き来できるようになり、あらゆる動物を使役し、体には羽が生え、食べるものも困らなくなる。


参考文献等はそれぞれ巻末に記しています。
「抱朴子」編集後記・参考文献
「神農本草経」編集後記・参考文献