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抱朴子のミニロゴ

◆抱朴子◆編集・翻訳後記

 「現代の仙薬△△、○○は養生の仙薬、・・・・」なんていうキャッチフレーズを、誰もが一度は目にしたことがあると思います。(お茶や健康食品、民間薬関係ではよく見かけます)
それでは、仙薬とはいったい何だろう?と疑問に思い、きっと、字のごとく「仙人の薬」のことだろうと、道教、老荘思想などのいろんな書物をあたってみて、ゆきついたのが本書「抱朴子(ほうぼくし)」です。研究するにあたって、仙薬についての翻訳書ではなく、原典を原文のまま読みたいと思ったので、中国から原書を取り寄せて、漢和辞典片手に翻訳編集していくうちに、あまりの奇想天外さに、とても楽しく作業できました。(笑)でも、はっきり言って実用性ゼロ、これをサイトに掲載してもいいんだろうか?と悩みましたが、もしかしたら興味を持たれている方が稀におられるかもしれないと思って、公開しました。

 個人的には、仙薬といえども丹(水銀)を飲む勇気はありませんが黄金を作る方法(錬金術)なら実行してみたいものです。(・・・もし本当に黄金が出来たら腰抜かしますよね)      
                                                           管理人


◆参考文献
「抱朴子内篇」北京燕山出版社
元典文化叢書「人仙之間」 徐儀明・冷天吉著 河南大学出版社