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抱朴子のミニロゴ

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 9 太乙禹餘粮 【タイイツウヨリョウ】

【岩石類。石片あるいは砂粒で、常に褐鉄鉱の上に付着する。その昔、大禹戦で戦いに勝って、余った食糧を捨てたのが石になった。これが太乙禹餘粮(タイイツウヨリョウ)である。】

 10 石中黄子【セキチュウコウシ】

これは泌水(山西省)の山に最も多い。常に濡れて乾かない大きな岩の中にあって、その岩を数十回叩いて、岩の中から現われるのが石中黄子である。岩の中にある間は、赤黄色で、まるで殻の中の卵黄のようである。

これを発見したら直ちに飲まないと、すぐに石のように硬くなってしまう。硬くなったら、粉末にして飲むと良い。ひとつの岩に、多い場合は一升、少なくても数合はある。一度に多くを飲まなくても、合計で三升飲めば、千歳の寿命を得ることができる。
ただし、多くを飲もうと思っても、なかなか手に入れることは難しい。

 11 石桂【セキケイ】
現在製作中

 12 石英【セキエイ】
現在製作中

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抱朴子 内篇 巻之十一「仙薬」より